忍者ブログ
漫画アニメとドラマ感想を 中心にまれに劇団四季の舞台感想やってるブログ
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

オペラ座の怪人感想その3

キャストなどは1に書いてます。キャストの話などは無く純粋に
作品の対しての感想です。

まずオープニングのオークションシーン。
ハンニバルのポスター・ドクロやオルゴールそしてシャンデリア
これからのシーンに関連するものが次々に出品されていく。

かなり静かに進行していくこのシーンで最も印象的だったのは、
オルゴールの音色です。とても静かでオークショニアの声以外ほとんどが、
無音の中で静かにどことなく寂しげに音楽が流れているように感じました。
曲自体は後々出てくるのは、明るく楽しい場面での楽曲それとあわせて
たぶんオルゴールというものがそう感じさせているんだと思います。

オークションに出品されずっと中央に布が掛けられて置いてあった
品が紹介される。オペラ座のシャンデリアだった。

このシャンデリアの布が取られると同時に最も印象的なイントロを持つ。
と、言われているファントムオブジオペラが流れ、場面全体は暗転しシャンデリアだけが
点滅している。個人的にはここから舞台が始まるといった感じでした。



次の場面はオペラの練習場面。舞台は古代ローマ。
衣装やセットなどもそれにあわせたものになっています。

こういったところから始まることを知らなかったので予想外でした。
また、この練習時にクリスティーヌとメグがはしごに隠れてやってくるのは
なんか可笑しかったです。

新しい支配人が紹介され、ファントムの存在が明らかになる。
短い中でファントムが恐れの対象であるということが現れていました。
そして、カルロッタに変わりクリスティーヌが歌う場面から舞台が成功し
喝采を浴びるクリスティーヌ。

その舞台にてひときわ大きな歓声を上げるラウル。
かなりの興奮状態で周りに諫められているラウルがなんとなく子供のようで
彼の根本的な部分をあらわしているように感じました。


ここから書き方をいきなりですが変えます。今までのような書き方だとえらく
長くなってしまうので。

ファントムがクリスティーヌの部屋の鏡から現れるシーン。一度見たときはどうなっているのか
スモークでまったくわからなかったのですが、2F席で見るとどうなっているのかよくわかりました。
結構わかりやすい仕掛け。ただとてもいいシーンです。個人的にはこのあたりのシーンと
後々のファントムからの手紙のシーン(2箇所どちらも)が好きです。



もちろんファントムの地下室でのファントムとクリスティーヌのやり取りも二人の関係性が、
どことなく不思議な感じがしてとても惹きつけられるものでした。
その二人のあいだに入るラウルですが、ファントムの印象が強すぎるのか正直あまり
覚えていません。原因は私がこの作品で一番好きな人物はファントムであることが大きいです。

なんというかラウルの考え方は個人的に同意しかねるものが多くて。彼の言っていることは
正しいんだろうなとは思います。ただそれでも、ファントムに対してやさしさというかなにかが
あればよかったなあと思います。ただそれがあったらあったで、作品としてだめだとも思うので
やっぱりこれでよかったんだと思います。

ラストシーン
ファントムが座っていた椅子に彼の仮面だけが残されている。
その少し前の勝手に鳴り出すオルゴールと合わせて、これは
いままで観た四季の舞台の中で最も印象に残ったラストシーンでした。


PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事のトラックバックURL:
カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク

ブログ

マリオネットシネマ
映画用感想ブログ

陽炎な日々
流霞さん


公式サイト

AMANO COMPANY
天野こずえ公式サイト


素材サイト

Little Eden
涼夜様

ATP's 素材置き場
やん坊様

ぐらん・ふくや・かふぇ
あさるんば 様

水珠
sui様 yuta様


参加サイト

人気blogランキング
ブログペット

最新コメント

[12/22 流霞]
[11/30 流霞]
[10/25 流霞]
[10/23 流霞]
[09/14 時音]
プロフィール

HN:
ゆう
性別:
非公開
最新トラックバック

ブログ内検索

バーコード

アクセス解析